雑誌「訪問看護と介護(2019年2月号)」が発売されました

いつもお世話になっている医学書院さんの雑誌「訪問看護と介護(2019.02号)」が発売されました。その雑誌の中の「特集 はじめての採用戦略~人材の確保・定着が叶う組織をつくる~」をお手伝いしたのでご報告。

特集の内容とは?

関わらせて頂いたのは座談会2つと寄稿した記事1つの合わせて3つです。
2つの座談会では沢山の方々に参加頂きました。本当にありがとうございます!

⑴「採用」以前のモンダイを考える~初手は「組織づくり」にあり

まず最初に、看護師採用に悩む訪問看護事業所が多いなか、私の知っている採用に強い事業所は「何を考え行動しているのか」を座談会にて話し合いました。
それぞれの経営者のキャリアや地域は違えど、考えていることはとても近かったことが印象に残っています。
ご参加いただいた、かがやき訪問看護ステーションの高橋さんと、LIC訪問看護リハビリステーションの糟谷さん、大変ありがとうございました。
そして、あんなに好き放題話した内容をスッキリと分かりやすくまとめてくれた医学書院さん、ありがとうございました。
特に高橋さんは、個人的に「最強」だと思っている訪問看護経営者兼、看護管理者です。夜はいつもお世話になってる訪問看護管理者の方々を呼んで「高橋さん」を囲む会をしました。(大変盛り上がりましたね~^^

⑵直接採用のフレームワーク

次に私が所属するウィル訪問看護ステーションの採用マニュアルや実際のワークショップなどで使用する資料を用いて、 採用のための組織づくりと採用活動について具体的にまとめました。
今回は実際のワークショップの行程の半分の内容(主に採用のための準備やその概念)だったのですがそれでも2万字程度のボリュームになりました。
その中で嬉しかったことは、資料に組み込んだPPTの画像をデザイナーさんが綺麗にリデザインしてくださったことです。とても参考になりました!自分でも作り直してみようと思います。

⑶訪問看護へ転職した方の座談会

最期は、実際に訪問看護ステーションに転職した新卒看護師やママさん、管理者の方などにご参加頂いての座談会。
こちらも「ぶっちゃけトーク」多く、大変盛り上がりました。なにをキッカケに訪問看護に転職しようと思ったのか、働く事業所には何を求めて実際の転職活動を行ったのかなどを皆さん語ってくれています。採用担当者の方々は是非ご覧頂くと組織づくりの参考になるのではないでしょうか。

今回の特集で伝えたかったこと

今回の依頼を医学書院さんから頂いた時に、読者の方々に是非伝えたいと考えたことは2つあります。

採用活動の初手は組織づくり

採用のコンサル依頼をよく頂くのですが、「2.5人工の切りそうだから助けて欲しい」「誰か良い看護師さんいませんか?」「採用できるホームぺージを創って」などとお声かけ頂くことが多いのです。
もちろん対応できるものはお受けしますし、今すぐに看護師を入れないと事業休止になることもあるので気持ちは分かります。
しかし、採用活動の最初の1歩ってなんでしょうか?
私は「組織づくり」だと思っています。給与や休日数を決める事が組織づくりではありません。今回雑誌でご紹介したステップを参考に、もっと最初の深いところから考える事が大切だと伝われば良いなと思っています。

採用活動=看護活動

最近流行りのリファラルリクルーティング、いわゆる縁故採用に取り組む事業所も多いのではないでしょうか。しかし採用活動を看護師に話すとなかなか看護師やスタッフが協力的ではないことも多くあるようです。

目の前の看護に集中したい、看護師の気持ちも分かります。しかし高齢多死社会や、孤独死が問題となっている日本で、地域の看護師を増やす採用活動は、目の前の患者への看護と同じくらい大切な看護活動ではないでしょうか。地域で働く看護師の方々には是非、目の前の臨床と同じくらい、地域に看護師を増やす活動にも興味を持って欲しいなと思っています。

今回は貴重な経験をさせて頂きありがとうございました!
もし購入された方がいたら、是非感想を聴かせてください^^